今日の音が未来へ

今年も無事に、発表会を終えることができました。
2歳、3歳の頃から通ってきてくれていた子どもたちが、小学6年生や中学生になり、これまで歩んできた時間が音に自然と重なって聴こえてきました。

普段の練習曲やテキスト、英国王立音楽検定試験、ピティナピアノステップ…一つひとつ積み重ねてきたことが大きな流れとなって、発表会のステージにあふれていました。ピアノの音から成長の軌跡が見えて、本当に感慨深いひとときでした。

そして何より、みんなの演奏が本当に素晴らしかった!
一人ひとりが自分の音と真剣に向き合い、心を込めて奏でていたことが、会場全体にしっかり伝わってきました。勇気を出してステージに立ち、自分らしい音を届けてくれた皆さんに、心からの拍手を送ります。

演奏だけでなく、聴く姿勢もまた素敵でした。
小さな子から大きな子まで、誰かの演奏を大切に聴く姿、静かに見守る空気。その一つひとつが会場を温かくし、みんなで作り上げた空間はとても心地よく、嬉しかったです。

小さなお子さんたちは、はじめてのステージ。
緊張しながらも一歩を踏み出した姿に、大きな拍手を送りたいと思います。どんなに小さな一歩でも、経験すること自体が大きな学びです。思うように弾けなかったことも、きっと次に生きていく。すべての経験が、心と音を育てていきます。

また、今年もご家族との連弾やアンサンブルに多くの方がご参加くださり、本当にありがとうございました。
親子で奏でる音楽は、あたたかく優しく、会場全体が柔らかな空気に包まれました。日常の中で親子が一緒に音楽を楽しむ時間を持てることは、何よりの宝物だと感じます。

保護者の皆さまへ。
日々の声かけやスケジュール調整、楽譜の管理、送迎…たくさんの支えに心から感謝いたします。お子さんたちが伸びていく姿は、ご家族の温かな協力があってこそだと改めて感じています。

また、裏方で支えてくださったスタッフの皆さまにも感謝申し上げます。神戸で指導していた生徒さんが社会人になり、観に来てくれたりスタッフとして関わってくれたり…長い時間を超えて音楽がつながっていくことにも胸が熱くなりました。

発表会は、「できた」「できなかった」だけを見る場ではありません。
ステージに立つまでの過程、当日の緊張や達成感、人の演奏を聴くこと…そのすべてが学びです。今年もたくさんのメッセージをありがとうございました。この輪から、また新しい音楽仲間が生まれると嬉しいです。

そして、ここからまた新しい一年が始まります。
今年の経験を糧にして、子どもたちがそれぞれの目標へと一歩ずつ進んでいってくれることを願っています。

来年の発表会は 2026年7月26日(日)ローズ文化ホール にて開催いたします。
今年よりもさらにステップアップした自分に出会える日を、今から楽しみにしています。
ステージでしか味わえない達成感や感動を、来年も一緒に分かち合いましょう!

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