赤ちゃんは、生まれながらにしてそれぞれ違った気質を持っています。よく泣く子、静かに観察する子、動きたがる子…。どれもその子にとって自然な個性です。
私の娘も、生まれた頃からとても活発で、じっとしているよりも体を動かすことが大好きでした。大きな声でよく泣き、初めての場所では少し緊張しながらも、すぐに周りに興味を示して動き回るタイプです。こうした気質を踏まえて、音楽との関わり方も工夫しました。


高村美佐先生考案の「ベビー脳育レッスン」では、赤ちゃんの発達段階に合わせた音楽遊びを通じて、脳の成長を促すことが目的とされています。特に、リズムやメロディに合わせて体を動かすことは、赤ちゃんの神経系の発達をサポートします。娘の場合、音楽は「体を動かしながら楽しむもの」として取り入れました。抱っこしながら揺れたり、手遊び歌を楽しんだり、リズムに合わせて自由に手足を動かす遊びを取り入れました。
また、観察型の面も大切にし、「まず聴く」ことを大切にしました。ピアノの音色やリズムを一緒に感じながら、安心して音に触れる時間を積み重ねたのです。
こうして、娘は自然に体を揺らしたり、リズムに合わせて手足を動かしたりするようになり、楽しみながら表現する力を育むことができました。
生まれ持った気質に合わせた関わり方は、赤ちゃんが安心して挑戦できる環境を作るうえでとても大切です。安心して挑戦できる経験を積み重ねることで、自分のペースを大切にしながら新しいことに取り組む力、人との関わりの中で自分を表現する力など、将来にわたって役立つ力の土台が育まれます。
音楽は、心と体を同時に育てることができる魔法のような時間です。赤ちゃんの個性を理解し、その気質に合った関わり方をすることで、音楽を通して楽しみながら成長する力を育てることができます。
教室のインスタhttps://www.instagram.com/sakko_music?igsh=dG9oM2w1M2xjaDJw
アメーバーブログhttps://ameblo.jp/sakikomusic